夏空の下に広がる絶景!「浮島ひまわりらんど」へ出掛けよう!(沼津市)
2024.8.3
レジャー
日本一の富士山を眺めながら、休日を大きく楽しむ!
静岡県東部を中心とした新(深)情報サイト「ふじスマ+(プラス)」のライター、スマコです。
アクセスの良いオススメのひまわり畑
夏を代表する花といえば「ひまわり」!
太陽を向いて美しく咲き誇る姿を見ていると元気をもらえます!
毎年、ここを訪れるのが夏の楽しみのひとつになっている、スマコのオススメスポット「浮島ひまわりらんど」をご紹介します。
じつはこのひまわり畑、「多くの人に浮島地区の魅力を伝えたい」そんな地域の人たちの想いが詰まったスポットなんです。
沼津市の夏を彩る「浮島ひまわりらんど」
沼津市西部の浮島地区平沼にあります「浮島ひまわりらんど」。
自然豊かなエリアの一角に、耕作放棄地を活用したひまわり畑が広がっています。
道路沿いに立つ看板が目印、ひまわり鑑賞が楽しめる開園期間には無料駐車場が利用できるので、気軽に立ち寄ることができます。新東名駿河湾沼津スマートICから車で約7分という好立地、アクセスの良さもオススメしたい理由のひとつです。
「浮島ひまわりらんど」の中畑、北畑前を無料駐車場として開放(期間中:7:00~18:00)
また、無料駐車場が満車の場合は、徒歩5分の「浮島地区センター」のグラウンド駐車場を利用してください。
年末年始に見頃を迎えるよう10月中旬に種まきをし、1月~3月は菜の花畑が楽しめる「浮島なのはならんど」に。
その際も、無料駐車場を設けてくれます。初日の出スポットでもあるのだとか。
訪れたのは「浮島ひまわり祭り」
見頃を迎える頃に開催される「浮島ひまわり祭り」。
地場産品の販売やキッチンカーが出店する「浮島ニッコリ市」で、浮島エリアで栽培された「月夜音(つきよね)」という品種の枝豆を購入。茹でて食べたら甘くてビックリ!
野菜の調理方法を教えてもらうなど、地域の方と交流を図りながらのお買い物はとても楽しかった~!
テントの下で休息をとりつつ、地元グルメに舌鼓。
お祭りを盛り上げるコンテンツが盛り沢山!
また、地元で活躍するミュージシャンによる「浮島ひまわりライブ」や、浮島地区マスコットキャラクター「うきすぃー」の顔出しパネルなど、お祭りをさらに盛り上げるコンテンツがいっぱい!
ひまわりのオリジナル曲を作詞作曲されたシンガーソングライターのたなかみどりさんをはじめ、地域に縁のあるミュージシャンがひまわり畑をバックに歌声を披露してくれました。
地上9メートルから眺めるひまわり畑
地元企業の「株式会社コオリ重機」が安全面に十分に配慮して実施する「浮島スカイライダー(高所作業車乗車体験)」。
安全帯・保護帽を着用することができれば、子どもでも体験可能です。
保護帽(ヘルメット)や車体に「うきすぃー」が!
会社オリジナルの「うきすぃー仕様の法被」も目立っていました。地元愛を感じますね!
制御システムに長けている車体ですが、とにかく安全第一で操作しています。
これはこだわりなのですが、車体を支える鉄板も、本来よりも大きいサイズのものを敷くことで、充分な配慮のもと行っています。出展を楽しみにしてくださっているリピーターさんもいらっしゃいます。安心して体験してください。
スマコも体験!浮島スカイライダー
じつは、高いところがあまり得意でないスマコ。
「楽しそう!」という気持ちが勝って、体験しました。
チャレンジした結果…
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めちゃくちゃ気持ちいい!チャレンジしてよかった~!
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まさに1日限りの特別な展望台!
体験は有料です。
浮島スカイライダー(高所作業車乗車体験)は、「浮島ひまわり祭り」のみの実施。
眼下に広がるひまわり畑!
同乗するスタッフの操作によって、ゆっくりと作業床が上がるため、怖さを感じることはありませんでした。地上9メートルからの眺めに、大人も子どもも大興奮!
眼下に広がるひまわり畑に、参加者から歓声が上がりました。
毎年100人以上が参加するほど人気のため、並ぶこと必須ですが、ぜひ体験してみてくださいね!
中心となって活動を続ける「浮島地区環境保全推進会」
ひまわり栽培を始めたのは2009年(平成21年)。
きっかけは、耕作放棄地を活用してひまわりを植えることで、農村景観の向上と浮島地区や地域の農業に関心を持ってほしいという思いから。
当初は、南側の畑でのみ栽培していました。(約2,000㎡)
活動を続けていくなかで土地所有者の提供もあり、北畑(約1,000㎡)、中畑(約500㎡)、さらに今年新たに借り受けた北新畑(約150㎡)と栽培面積が徐々に拡大しています。
ひまわりの栽培の他、草とりや展望台の設営など、訪れた人たちが気持ちよく過ごせるよう、会の皆さんで力を合わせて取り組んでいらっしゃいます。
※展望台は常設(南畑と北畑の南東隅に設置)
浮島地区で、農地、農道、水路など、農業環境の維持保全、機能向上に取り組む団体。
ひまわりに見つめられるとなんだか恥ずかしくなって、他の花と違ってまるで人間みたいだなと思います。展望台に立つと、たくさんのひまわりと向き合えるので、沼津市民文化センターのステージに立っている気持ちになります(笑)ぜひ足を運んで、その気持ちを体験してください。
浮島地区で育てたひまわり
プロジェクトが動き出すのは初夏。
5月中旬に、「JAふじ伊豆」から提供されたひまわりの種を浮島地区内6自治会に配布します。
6月の苗付けに向けて、各自治会で種まきをして苗まで育てます。
大きくなーれ!苗付けイベント
各自治会で育てられた苗を持ち寄り、2024年6月9日(日)に南畑で苗付けイベント「みんなで植えようひまわり畑」を実施。約70名が参加しました。
1m50㎝ほどの背丈の「ハイブリッドサンフラワー」、赤茶色の花が咲く「クラレット」など、畑によって異なる品種が植えられています。
浮島ひまわりらんどに関わる多くの人々
地元「浮島小学校」4年生が、中畑の「浮っ子ウキウキエリア」のひまわり栽培を担当しています。
これは、コミュニティスクール(地域学校協働本部)の活動の一環です。
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5月:ひまわりの種まき・苗の育成
6月:苗植付け
7月:写生大会
10月:ひまわりの種から搾油実演授業
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自分たちが暮らす場所に愛着が持てる素敵な授業ですね!
また、今年は「NEXCO中日本」ボランティアが栽培する「ひまわりの絆」プロジェクトにも参画。
多くの人が「浮島ひまわりらんど」に関わっています。
新型コロナウイルスがまん延した際は、「浮島ひまわりらんど」で採れた種を協力店舗に設置するなどして希望者に配布。各家庭でひまわりを栽培し、生育状況やひまわりの花をオリジナルハッシュタグ「#おうちでひまわりらんど」を付けてSNSに投稿する、「おうちでひまわりらんど」という取組みが行われました。
「浮島ひまわりらんど」に来てもらうことが難しい状況下、ひまわりを通じて多くの人の想いが繋がり、元気を分け合いました。
お祭りが終わっても、まだまだ楽しめます!
「浮島ひまわり祭り」の際に見頃を迎えていたのは、南側の畑。
訪れた方に少しでも長く楽しんでもらいたいと、3つの畑の植付けの時期をずらして栽培しています。
南畑→中畑→北畑と、開花時期が異なるので、お祭りが終わってもまだまだ楽しむことができます!
公式SNSでは、開園期間を8月末までとお知らせしていますが、開花状況から8月上旬くらいを目安にお出かけされることをオススメします。※開花状況によって、早期終了あり
最後にお知らせ!
「浮島ひまわりらんど」でお気に入りの写真が撮れたら、開催中の写真コンテストにぜひご応募を!
写真コンテスト開催中!
「浮島ひまわりらんど」で撮影した写真の他、浮島エリアの風景や行事の様子などもOK!
募集期間:2024年7月2日(火)~8月31日(土)
応募点数:制限なし(それぞれに題名、ひとことを)
問合せ先:浮島地区センター(TEL/055-968-1322)
応募方法:①持参、郵送の場合
写真サイズはA4判または四つ切
応募票に記入の上、写真とともに提出
※応募票は「浮島地区センター」、「ひまわり畑」に設置
提出写真の返却はありません
②パソコン、スマートフォンからのメール送付の場合
【氏名、住所、電話番号、作品題名、ひとこと】をメール本文に記入の上、
写真データとともに下記のアドレスに送付
temp63341515@ny.thn.ne.jp
受賞作品については、11月2日(土)開催の「浮島コミュニティまつり」で表彰と展示があります。
スマートフォンで撮影したら、そのままメールで応募。そんな気軽さもいいですね!
スポット情報 – 浮島ひまわりらんど
所在地:静岡県沼津市平沼字侭下435-1(GoogleMAPで「浮島ひまわりらんど」と検索)
開園期間:7/13(土)~8月上旬 ※開花状況によって早期終了あり(2024年)
無料駐車場利用時間:7:00-18:00
SNS:「浮島地区環境保全推進会」facebookページ
2024年7月に取材しました