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知らなきゃもったいない!目玉商品がいっぱいの月に1度の工場直売会-株式会社伊豆フェルメンテ-

2024.8.20

グルメ

日本一の富士山を眺めながら、休日を大きく楽しむ!
静岡県東部を中心とした新(深)情報サイト「ふじスマ+(プラス)」のライター、スマコです。

地元の人に愛される商品やサービス、高い技術力を持つ会社が、地域にはたくさんあります。
でも、消費者が会社と直接関わる機会はなかなかありませんよね。

「こんなすごい会社が身近にあったんだ!」

ふじスマプラス連携エリアのファンを増やすべく、「直売会」や「直売所」など、地域に根差す会社の取組みをご紹介していきます。会社に足を運び、スタッフの皆さんと触れ合うことで、さらに深くエリアの魅力を感じていただけたら嬉しいです。

株式会社 伊豆フェルメンテの直売所&工場直売会をご紹介

三島市八反畑にあります「株式会社 伊豆フェルメンテ」。
社名の「Fermente」は、フランス語で「発酵・醸造」を意味します。

味噌あま酒など、和食に欠かせない旨みを多く含む発酵食品の他、産地にこだわった厳選素材を使用したジャムゼリーなどのデザートを製造販売しています。

平日オープン!事前予約不要。気軽に利用できる直売所

社屋の一角にある「直売所」は、誰でも利用可能な上、直売所だからこそのお買い得品に出会えるかも!?

下田街道と呼ばれる国道136号線が近く、アクセスの良い場所なので、伊豆旅行の帰りにお土産選びに直売所に立ち寄るのもオススメです。

直売所の壁に注目!ブルー系の小さなタイルが壁一面に施されていて、レトロかわいいんです。
じつはこちら、ボウリング場だった建物をリノベーションしているそうです。使われていなかったスペースを活用して直売所に。それが元ボウリング場のエントランス部分だったわけです。リノベーション前は、レジ後方の自動ドアより先がボウリングレーンだったとそうですよ。(上写真)直売所や工場直売会を利用されるお客様の中には、ボウリング場の時に遊びに来ていたという方もいらっしゃるのでは。

赤い看板が目印。直売所専用の駐車場があります

直売所に赤い看板を取り付けたところ、看板に目が留まったと、通りがかりに立ち寄ってくれる方も増えたのだとか。

直売所の目の前に、専用駐車スペースが設けられているので、自家用車での来訪もOKです!
従業員やトラックの駐車スペースに駐めないように注意してくださいね。

本当に自社で全部作っています

直売所で販売されている商品は、伊豆みそ・あま酒・ジャム・デザートと、多岐にわたるラインナップ。しかも、どの商品もお手頃価格!商品がずらりと並んでいるのを見るとワクワクしますね!

直売所と工場直売会をとりまとめている、営業部の片野扶貴子さんにお話を伺いました。

「原材料にこだわった商品づくりを大切に、他社にはない商品開発を積極的に行っています。また、お客様の声やリクエストにお応えしているうちに、どんどん種類が増えました。直売所を利用されたお客様に、本当に全部作っているのと言われるほど、味噌やあま酒にデザートと、ちょっと珍しい商品ラインナップなのではないでしょうか」

会社営業日の9時から16時です。
ご用の方は、レジのところにあるベルを押してください。
お休みなどのお知らせは、ホームページ、facebook、Instagramでお知らせしています。

夏場は「デザート」、冬場は「あま酒」が人気ですが、直売所には一年中楽しめる商品があります。

伊豆みそ、あま酒、ジャム、デザートなど、自社製品を詰め合わせたギフトも販売しています。
ギフトを希望される場合は、事前にお電話でご相談を。

お買い得品はタイミング!

「訳あり」と書かれた「あま酒」は、たっぷり入ってなんと200円!(税込み)
なんでこんなに安いの?!

「出荷前に、内容量などチェックをするのですが、その際に規格よりも多いものははじかれます。そんな製品としては問題ないけれど、一般流通できない規格外のものを「訳あり」商品をして直売所で販売します。これは、ある時ばかりではありません。お買い得品はタイミングです!できるだけ多くのお客様に手にとっていただけるように、購入数に制限を設けさせていただいています」(片野さん)

通常販売されている商品の倍量が入って同価格!
訳あり商品に出会えたらラッキー!

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気になる商品、試してみたい商品があるけれど、料理のレパートリーが少ないスマコ。
そんなスマコが背中を押してもらったのが、「伊豆フェルメンテ」のホームページ!

ホームページ内の「お客様の声」や「よくあるご質問」を覗いてみてください。
調理方法や保存方法など、おいしく食べるヒントがいっぱい載っています。

”飲む点滴”と言われる「あま酒」は、疲労回復や代謝アップなど夏バテ防止にピッタリ!
牛乳や豆乳、ジュースなどで薄めたり、きな粉と牛乳を加えたりとアレンジもオススメです。

金太郎の秘密

商品パッケージやトラックなど、敷地内の至る所で見かけた「金太郎」。
マスコットキャラクターの「金太くん」です。

”なんで金太郎なんだろう?”って、気になりませんか?

「伊豆フェルメンテ」の前身である「伊豆味噌醸造所」の創業は、昭和7年(1932年)。
栄養のあるものをお腹いっぱい食べることが大変な時代でした。

「伊豆味噌醸造所」の味噌を食べて、金太郎のように強く逞しくなってほしいと願いが込められたロゴマーク。海外では、味噌などの発酵食品はスーパーフードと呼ばれています。腸内環境を整えるだけでなく、免疫力アップなど、健康効果が期待できる食品です。創業以来、自社製品を召し上がるお客様の健康を支えるための商品づくりを続けてきたのだと感じるエピソードでした。

月に1度開催!工場直売会

「株式会社 伊豆フェルメンテ」敷地内で、月に1度開催される「工場直売会」。
お邪魔したのは、2024年7月28日(土)。開場時間の8時前から、お客様の待機列ができていました。

開場と同時に、お目当ての商品や出店者のもとへ!
どのお客様もカゴの中がいっぱい!
大勢の方が月に一度の工場直売会を楽しみにされているのがよくわかりました。

現在は、自社だけでなく10件程の出店者と共に開催する大規模な工場直売会ですが、「ミニ直売会」としてテント1つでスタートした企画でした。

きっかけは、お中元やお歳暮などギフトのお味噌をばらして販売したこと。
チラシを配ったところ、「えっ!お味噌屋さんだったの?」と、このミニ直売会を機にご近所の方々に会社について知ってもらえたと言います。

徐々にクチコミで広がり、販売する商品の種類も増えていきました。
”知っていただかないと始まらない”
回を重ねていく中でスタイルを変えながら、約10年間、工場直売会を開催し続けています。

「新型コロナウイルスがまん延した時には、工場直売会をお休みしました。お客様には年配の方も多く、毎月お顔が見られなくなり心配でしたが、再開した際には”あんた元気にしてた?”と、声をかけてもらって。あの時は、久し振りにお顔を見て安心しましたね」(片野さん)

目玉商品がいっぱい!

「株式会社 伊豆フェルメンテ」の自社製品のラインナップをチェック!
工場直売会での特別価格や、この日限定の”量り売り”も。

クセがなく食べやすいと人気の「金山寺みそ」。
工場直売会では、通常販売している商品に加え、量り売りでも販売します。
1人暮らしの方にうれしいサービスですね。

訳ありジャム」は、なんと1瓶200円~300円!(税込み)
ラベル貼りの前に行うチェックで、瓶にキズが見つかったもの、ジャムの中にフルーツの皮が入ったものなどをお安く提供しています。味には全く問題のない商品なので、これはお得過ぎる!工場直売会で、女性に人気の商品のひとつです。

工場直売会の大人気企画「伊豆みそ量り売り」

リピーターも多い「伊豆みそ量り売り」。
良質な富士箱根水系湧水と、米麹を贅沢に使用した「伊豆みそ」。

「田舎」、「こし」、「つぶ」、「減塩」など、どれを選んでいいかわからない時は、量り売りをしているスタッフさんに聞いてみましょう。味見をさせてくれる他、種類ごとの特徴を踏まえて、あなた好みのお味噌を提案してくれますよ。

健康が気になるお年頃のスマコは、減塩の「こし」を購入。
帰宅後、お味噌汁を作ったところ、「減塩」のはずなのに風味と塩味が味わえて物足りなさは全くありません。おいしくてリピート決定です!

米麹の量を多くすることで、甘みと風味を増しておいしく塩分カットをしているんだそうです。

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味噌やあま酒の味の仕上がりを決めるのは水なのだそう。
社内には、深さ160メートルの自噴の井戸があります。
良質な湧水を使って、「伊豆フェルメンテ」は、自社で糀を製造しています。
また、殺菌や冷却などに大量の水が必要なため、この富士箱根水系湧水を豊富に使用できる環境は、製造においても好条件なのです。

容器持参でさらにお得!

量り売りの順番を待つお客様の手には保存容器。しかも、複数の容器を持参している方も。
自宅用だけでなく、頼まれて友達やご近所の方の分も買いに来る方もいるのだとか。

マイカップ持参で30グラム増量サービスの文字が!

500g250円(税込み)というお値段でも十分お得なのに、容器を持参するとおまけを付けてもらえます。例えば、サービス分の30gは、購入したお味噌とは異なる種類のお味噌を選んでもOK!
気になるお味噌を試すチャンス!

地元の特産品、銘品が大集合!

地元三島市だけでなく、近隣市町や静岡県西部からの出店も。
新鮮野菜、お茶、水産加工品、お菓子など、それぞれのお店にリピーターのお客様がいて、出店者の方と会話を楽しみながらお買い物をされていました。

おいしくてお財布にもやさしい逸品が並びます。
出店者については、事前の案内でお知らせしています。

ハガキ通じてお客様とコミュニケーション

月に1度開催する「工場直売会」について、希望者にハガキを郵送しています。

これまでの登録者数は5,200名。その全員に郵送することは難しいため、直近3ヶ月間のうち1回でも来場された方を対象に希望者へ郵送。来場の印しとして、工場直売会当日にハガキを回収します。

このハガキを作成している片野さんは、2016年からこれまでのハガキを保管しています。

「お客様の中には、絵やひと言添えてくださる方もいらっしゃるんですよ。うれしいですよね」(片野さん)

研究開発部が提案する、自社製品を使ったオススメレシピを毎月紹介しています。
しかもこちらのレシピ、これまで同じレシピはご紹介していないとのこと。
手軽にできるうえ、社内で試食をして味もお墨付きのついたレシピです。ぜひ試してみてくださいね。

工場直売会で、新商品に出会えるかも?!

工場直売会では、「株式会社 伊豆フェルメンテ」の商品を税込2,000円以上お買い上げのレシートを提示すると、抽選会に参加することができます。※数量限定
景品は、出店者から提供された商品です。

「工場直売会に来るようになって2年くらい経ちますが、直売会に合わせてお休みをとっています。ハガキで目玉商品を予習してするお買い物も楽しいし、抽選会も運試しみたいで楽しいです」(沼津市から来場されたお客様)

「社是(しゃぜ)である『明るく・楽しく・元気よく』の通り、従業員が楽しんで取り組んでいるのを知っていただきながら、商品についても知ってほしいです。じつは、新商品のお披露目は工場直売会なんです。工場直売会のご案内で事前にお知らせしますので、ぜひチェックしてください」(片野さん)
※社是…経営方針。会社の正しいあり方を言葉にしたもの。

8月の工場直売会は、24日(土)です!
工場直売会の日程など、「 伊豆フェルメンテ」のSNSでお知らせしています。
エコバッグ、クーラーバッグ持参で、お買い物を楽しんでくださいね!


スポット情報 – 株式会社 伊豆フェルメンテ

所在地:静岡県三島市八反畑134-6
TEL:055-975-0543
FAX:055-972-8700
営業時間:8:00-17:00(直売所営業時間:9:00-16:00)
定休日:ホームページでお知らせ
駐車場:あり
株式会社 伊豆フェルメンテ ホームページ
facebookページ:株式会社 伊豆フェルメンテ
Instagram:@izu_fmt

■ 工場直売会では、駐車場以外への駐車は近隣へのご迷惑になるのでやめましょう。
 スタッフの指示に従って駐車してください。
■ エコバッグをご持参ください。

2024年7月に取材しました

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