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ひんやり涼しい!夏にオススメ避暑スポット!萬城の滝|萬城の小径(伊豆市)

2024.9.2

レジャー

日本一の富士山を眺めながら、休日を大きく楽しむ!
静岡県東部を中心とした新(深)情報サイト「ふじスマ+(プラス)」のライター、スマコです。

今年の夏はとにかく暑いですね!
近年、”十年に一度の暑さ”と、毎年聞いているような…。
夏にオススメの猛暑を乗り切る涼しい穴場スポットをご紹介します。

Izu Wasavisitor Centerもオススメする涼スポット

以前ご紹介した、観光案内所の機能を併せ持つ「Izu Wasavisitor Center」でオススメしてもらった「萬城(ばんじょう)の滝」。大見川の支流、地蔵堂川にかかる高さ20m、幅6mの滝です。

大きな石柱が規則的に並んだ、ゴツゴツとした岩肌に注目!
玄武岩の柱状節理の岩肌中央から大きな音を立て、水しぶきをあげるほど大量の水が流れ落ちる様は迫力満点です!

「伊豆わさビジターセンター」から車で走ること約6分。
道路脇にはわさび田が見えるところもあり、伊豆市地蔵堂地区の自然豊かな景色を堪能することができます。

無料の専用駐車場があるから安心

最寄り駅は、伊豆箱根鉄道「修善寺駅」。修善寺駅からバスも運行していますが、自家用車で向かう場合、新たに整備された無料専用駐車場があります。(普通車35台)

訪れた人みんなが気持ちよく過ごせるよう、ルールを守って利用しましょう。

  • 車中泊等による長時間の駐車。
  • 他の自動車等の駐車を妨げること。
  • 駐車場の施設を損傷し、又は汚損すること。
  • 火気の使用、騒音、ゴミその他の汚物を捨てること。
  • 上記以外に駐車場の管理に支障をおよぼすおそれのある行為。

修善寺駅から東海バスで約40分「地蔵堂バス停」下車、徒歩15分。

2024年5月に「展望デッキ」が完成!

駐車場入口から見える位置に「萬城の滝」の看板が。そこから階段を下りていくと、10分程度で地蔵堂川に差し掛かります。雨上がりには足元が滑りやすくなるので、ケガ防止のためにもスニーカーでお出かけくださいね。

滝を両側から間近で眺めることができる展望デッキは、2024年5月に完成したばかり。
5月26日(日)に開催した「滝まつり」でお披露目されました。

水しぶきがかかる距離で滝を楽しもう!

萬城の滝は「裏見の滝」とも呼ばれ、以前は滝の裏側から眺める事が出来ましたが、崩壊の恐れがあるため、長い間立入禁止になっていました。そこで今回、滝により近づけるように滝壺両岸に展望デッキを整備しました。

水しぶきがかかるくらいの距離で、滝の音やその豊富な水量を体感することができます。
訪れた人たちからは、自然と歓声が上がっていました。

「天然のミストだ~!」スマコも水しぶきを浴びて大興奮!
両岸から撮影した動画や写真は、力強さを感じる迫力のあるものでした。
いい感じに撮れるとSNSにアップしたくなりますよね~!

ハートが現れるフォトスポット

デッキの手前には、カメラスタンドが設置されています。
よく見ると…


ハートがある、滝。
ハートがお好きなYOU専用のカメラスタンドです。


と、書いてあります。
ハートがあるってどういうこと?

カメラスタンドにスマートフォンを置いて滝を見ると、手前の岩がハート型!

また、「萬城の滝」は左右両側から眺められることから、「両想いの滝」とも呼ばれているのだとか!?大きなハート岩もあって、恋愛成就のパワースポットかもしれませんね!

大好きな友達やパートナーと、ハート岩の前でポーズをとって記念撮影すれば、思い出に残る特別な1枚が撮れるはず。

行かなきゃ損!萬城の小径

片道約600m~700mの川沿いの遊歩道「萬城の小径」は、滝上流の渓流沿いを歩きます。
「伊豆わさビジターセンター」のスタッフさんが、散歩にピッタリのコースと教えてくれました。

じつは、何度か「萬城の滝」には足を運んでいるスマコ。
目と鼻の先にある「萬城の小径」のことを知らなかったのです(ショック!)
※萬城渓流遊歩道とも言います

「萬城の滝」入口のほんの数メートル先に、「萬城の小径」の看板を発見!
こんな近くにあったんだ…。

林道入口からなだらかな山道を下っていくと、ビックリするくらい体感温度がグッと下がりました!


えー!!す、涼しい!

思わず大きな声が出てしまったほどの涼しさ!

ひんやり気持ちい!天然のクーラー

地蔵堂川沿いの遊歩道ということで、駐車場で感じた暑さが嘘のように涼しいんです!
森の中を歩くので、夏の強い陽射しも遮られ、木漏れ日の下の散歩は気持ちがいい!
まさに天然のクーラー!夏のお出かけにもってこいのスポットです。

所々に看板が設置されているので、初めて訪れても迷う心配はありません。
場所によっては流れが穏やかなので、川の水に触れることでさらに涼を感じることができました。

カーテン滝

一面に流れ落ちる大量の水を見ているだけで涼やかな気持ちになれる「カーテン滝」。
こちらは自然の滝でなく、じつは堰堤(えんてい)です。※土砂災害を防ぐ人工の堤防

甲羅岩

川の中の石に注目してください。
カメの甲羅のように見えませんか?

長い年月を経て柱状節理が侵食され、表面が丸みを帯びてまるで亀の甲羅のような形に。
この甲羅岩下流の淵もなかなかの迫力です!

小滝

遊歩道の一番最後に現れる「小滝」の傍らには「わさび田」が。
伊豆市の豊かな自然があってこそ長年継承され続けている地元産業「わさび栽培」。
それを体感できる景色がそこに広がっていました。

緩やかなコースだから家族で楽しめる「萬城の小径」

「萬城の滝」も「萬城の小径」も、駐車場から数分歩くだけで、澄みきった水と緑豊かな伊豆市の美しい景色を体感することができるという点も大きな魅力。

静かで美しい森の中は、リラックスできること間違いなし!

傾斜はそれほどきつくないので、お子さんも一緒に楽しめるコースですが、真横に川が流れているため必ず大人が見守ってくださいね。夏場は蚊が多いので、虫よけスプレーもお忘れなく。

涼しいうえに、お財布にもやさしい夏にオススメの涼スポットにぜひ足を運んでみてくださいね!

スポット情報 – 萬城の滝・萬城の小径

所在地:静岡県伊豆市地蔵堂776-1
駐車場:あり(無料)

2024年8月に取材しました

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