みんなが集まる食べる新聞店「NewStand+」(沼津市)
2024.10.7
グルメ
日本一の富士山を眺めながら、休日を大きく楽しむ!
静岡県東部を中心とした新(深)情報サイト「ふじスマ+(プラス)」のライター、スマコです。
観光で訪れた場所のことをもっと知りたい、住んでいる地域の魅力ある商品や人とつながって豊かに暮らしたい!
そんな方にぜひ訪れてほしい、素敵な出会いがあふれるスポットをご紹介します。
食べる新聞店「NewStand+」がリニューアルオープン!
JR沼津駅からほど近い中心街。
「まちの情報ステーション」の役割を担っているのが「NewStand+(ニュースタンドプラス)」。
沼津市を中心に、伊豆半島のビジネス&カルチャーニュースを配信する「沼津経済新聞」が運営するお店です。
2014年5月に開設した「沼津経済新聞」(旧伊豆経済新聞)が、新聞では伝えきれない魅力を実店舗で伝えたいと、2022年に沼津市の空きビル活用事業「for_now」プロジェクトに参加。
期間限定出店を経て、まちなかに人と地域をつなぐコミュニティの必要性を感じた榎 昭裕編集長。2023年6月に、現在の場所に「NewStand+」をオープンしました。
これまで以上に、チャレンジしたい人の背中を押せる施設を目指し、クラウドファンディングなどを活用し店内を改装。
2024年10月1日(火)にリニューアルオープンしました。
ホームページ:https://izu.keizai.biz/
X:@izukeizai
Instagram:@numazu_keizai
facebook
★沼津経済新聞への情報提供(プレスリリース)は、下記アドレスまたはフォームへ
info@izu.keizai.biz
沼津経済新聞サイト内「プレスリリース・情報提供」
食べる新聞店とは?
取材対象エリアである広域沼津圏で夢中にがんばる人にエールを送りたいと、『誰もが主役になれる世界』を目指し、地域に根差したニュースを届け続ける「沼津経済新聞」。
店内には、これまで沼津経済新聞で紹介した商品が並んでいます。
“みんなが集まる食べる新聞店を作りたい”と、榎編集長がクラウドファンディングで「NewStand+」への想いを発信しました。
「地方には新聞で取り扱うべきスーパースターが多く存在します。同店では、沼津経済新聞以外でも商品や人にスポットライトを当て、誰にも光が当たる場所として今後も発展させていきたいです」(榎さん)
榎編集長は、新聞運営の他に、企業広報やPRをサポートする「ツナゲル」の代表でもあります。
「NewStand+」とコラボしてイベントをやってみたい方、お店で自社商品を取り扱ってほしい方、勇気を出してアプローチしてみてくださいね。
沼津・伊豆半島の逸品を販売
取り扱う商品のラインアップはじつに様々。
地元食材を使用した加工品やテレビでも紹介される人気スイーツなど、沼津・伊豆半島のおいしいものの他、オトナかわいいグッズなども販売中。
“他の人と差をつけたい”そんなプレゼント選びや、自身を持ってオススメできるお土産が購入できるお店です。
冷えてますよ!ショーケースもチェック!
忘れずにチェックしてほしいのが、店内のショーケース。
季節によってラインアップが異なりますが、ショーケースの中身を一部ご紹介します。
■以前、スマコが直売会にお邪魔した「東平商会」製造、箱根西麓で栽培されたニンジンで作った「ぎゅっとまるごとにんじんジュース」
■創業明治2年、伊豆で採れた天草を使用した「伊豆河童」のところてんやあんみつ
■伊豆市内の学校給食でも親しまれている「大木乳業」の瓶牛乳 など
仕入れのタイミングによっては、パンやスイーツも並びます。
JR沼津駅近くで、伊豆半島のおいしいものが気軽に手に入るのはうれしいですよね!
「NewStandog」が新登場
キッチンが完成し、新メニューが誕生しました。
新聞を読みながら気軽に食べられるホットドッグ、「NewStandog(ニュースタンドッグ)」が、榎編集長イチオシ!
香ばしく風味豊かなカスクートに、沼津市三園町「牛山精肉店」の「あらびきソーセージ」、「スモークソーセージ」のいずれかをサンド。こちらは、営業時間内であればどのタイミングでも提供OK!
販売しているメニューは、これまでの取材先に関わる食材や加工品を使用しています。
”食べる新聞店”として、これからも地元のものを活用したメニューを増やしていく予定です。
ランチタイムにお邪魔したスマコは、迷わず「NewStandogプレート」をオーダー。
注文が入ってから調理してくれるので、ソーセージがジューシーで香り高い!
ホットドッグは軽食のイメージがあるかもしれませんが、ソーセージのサイズが大きいので食べ応え充分!ハッシュドポテトも揚げたてで、カリッ!サクッと食感も最高です。
付け合わせに野菜もあり、栄養のバランスが良く、少しずついろいろ食べられて満足感が得られるワンプレートランチでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これまでとの大きな変化のひとつに、「ポップアップレストラン(シェアキッチン)」があります。
“飲食店を開きたい”、“自社製品のテストマーケティングやデモンストレーション”など、時間貸しのシェアキッチンを使って、スタートアップを応援します。※有料
設備投資をする前に、まずは「NewStand+」で、はじめの一歩を踏み出してみては?
お得なドリンクセットがおすすめ
「NewStandog」と併せてオススメしたいのが、セットドリンク。
コーヒー、カフェオレ、紅茶などから選ぶことができます。
スマコが選んだのは、”新聞を片手に飲みたくなるコーヒー”をテーマに、「チャトラコーヒー(沼津市大手町)」に依頼したオリジナルコーヒー「新聞ブレンド」。
すっきりとしてとても飲みやすい一杯、食事にもピッタリでした。
甘さとコクの秘密は、中米・南米・アフリカの3種類のコーヒーをブレンドして仕上げているから。
単品:680円
NewStandog+ドリンク:1,000円
NewStandogプレートのみ:900円
NewStandogプレート+ドリンク:1,200円
※税込み価格
NewStand+を、新しいコミュニティの中心地に
新しく設置されたL字型カウンターテーブルの他、店舗の奥には4人掛けのテーブル席もあるのでイートインも可能です。
今後、ベビーベッドや障がい者トイレも設置予定。
沼津市のまちなかには、授乳できるスポットが少ないという声を受け、「NewStand+」では授乳もOK!赤ちゃんを連れて、安心してイートインを利用できますね。
リニューアルオープン初日、地元のクリエイターや観光で沼津を訪れた人など、偶然その場に居合わせたというご縁で会話を楽しむ姿が見られました。
東京都から観光にいらしていたお二人は、じつは二度目の来店なんだそう。(上写真左側)
おすすめの沼津グルメ情報をシェアしたり、SNSで繋がったりと交流を楽しんでいました。
旅先で地元の人とふれあうことで、その土地に愛着が生まれ、思い入れのある場所へと変わりますよね。そんな瞬間を目の当たりにし、まちなかのコミュニティスペースの大切さを感じました。
ぜひフォトスポットで撮影を楽しんで
約1ヶ月間実施したクラウドファンディングを終えて、そして、リニューアルオープンを迎えた今の気持ちを、店長の宮川真由美さんに伺いました。
「クラウドファンディングは、こんなにご支援いただけると思っていませんでした。ここからがスタートです。皆さんに恩返しができるよう、おいしいものを提供し、みんなが集まれる場所づくりをしていきます。よく何屋かわからないと言われますが、気軽にふらっと立ち寄っていただけたら。10月いっぱいは、皆さんのクラウドファンディングで完成したフォトスポットがあります。ぜひ写真撮影を楽しんでください。写真撮影だけでも、もちろん大歓迎です!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
榎編集長のお誕生日(8月28日)からスタートしたクラウドファンディング。
最終日の9月30日には、269名の支援者によって2,465,300円が集まりました。
この資金をもとに大型モニターの設置など、お客様や近隣の商店の人たちが利用できる、よりよいコミュニティスペースの環境づくりをしていくそうです。
また、クラウドファンディングの返礼品として、店内にフォトスポットが完成しました。
「沼津経済新聞のテーマカラーでお願いします!」宮川店長のリクエストを受けて、沼津市山王台に店舗を構える「Flower work Akkord(アコルト)」が作成。
これだけ多くの人たちに広がった支援の輪、これまで沼津経済新聞がそれだけ地域に根差し、大勢の人たちの背中を押してきたからこその結果なのだと思いました。
お買い物されたお客様にプレゼント
リニューアルオープン記念として、お買い物をされたお客様に「NewStand+」から感謝の気持ちを伝えるプレゼントをご用意。
オリジナルコーヒー「新聞ブレンドドリップパック」を数量限定でプレゼント中です!
※無くなり次第終了
「NewStand+」のロゴマークがかわいい!
【取材こぼれ話】今年ももうすぐ始まる…アレ!
店内の隅っこにありながら、圧倒的な存在感を放っていたのがこの壺!
ひと際目を引く理由は、壺の大きさだけではないんです。
食欲をかき立てる壺のデザインは、沼津市在住のアーティストマツナガマサエさんによるもの。
皆さん、ココも大事なチェックポイントですよ。
ねっとりとした食感で甘みが強いのが特徴の「紅はるか」を、90分かけてじっくり焼き上げる「壺焼き芋」。まるでスイーツを食べているかと錯覚するほどの糖度の高さで、スマコもファンの一人です!秋から春までの期間限定販売なので、ぜひそのおいしさを味わっていただきたい!
「NewStand+」では、干し芋屋「三十三(みつみ)商店」が愛鷹山麓で栽培したサツマイモを使用。
今年は10月に収穫し、追熟した「紅はるか」を12月以降に出荷予定とのこと。
お店に足を運んだ際には、気になる商品やお店について、ぜひ宮川店長に聞いてみてください。
地域で活躍する大勢の人たちが関わる場所というのを実感できると思います。
“誰もが主役になれる世界”に向け、日々進化を続ける「NewStand+」。
訪れる度に、心揺さぶられる新しい発見と出会いが待っています。
もしかしたら、あなた自身にスポットライトが当たるかも!?
スポット情報 – NewStand+
所在地:静岡県沼津市大手町4丁目5-3
TEL:055-916-2713
営業時間:8:00-17:00
定休日:土日祝日
駐車場:なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)
X:@NewStand_numazu
Instagram:@newstand_numazu
facebook:https://www.facebook.com/NewStandnumazu
2024年10月に取材しました