日本一の富士山を眺めながら、休日を大きく楽しむ！
静岡県東部を中心とした新（深）情報サイト「ふじスマ＋（プラス）」のライター、スマコです。

温暖な伊豆半島では、土肥桜（見頃：1月中旬）、あたみ桜（見頃：1月下旬から2月上旬）を皮切りに早咲きの桜を楽しむことができます。

暖かい春が待ち遠しい！春らしい景色を求めてのお出かけもいいですね！
桜の名所にお出かけしたいけれど、渋滞にハマってせっかくの休日を思い切り楽しむことができなかった。そんな苦い経験をしたことはありませんか。

伊豆縦貫自動車道から近く、首都圏からのアクセス抜群！渋滞を回避しながら楽しめる河津桜の名所「かんなみの桜（河津桜）」をご紹介します。

静岡県田方郡函南町 柿沢川沿い

畑毛温泉西側の柿沢川堤には、約410本の河津桜が植えられています。
これらは、2001年から「かんなみ桜の会」が植樹し、大切に育ててきた樹です。

かんなみ桜=河津桜

かんなみ桜と呼ばれる樹は、じつは河津桜。
早咲きの桜なので、2月中旬頃から例年では3月初旬頃まで楽しむことができます。

桜の花の色がソメイヨシノと比べると、随分ピンク色が濃いですね。
これも樹の特徴のひとつ。また、長い期間、花を楽しむことができます。

樹によっては、12月に開花するせっかちな樹もあるのだとか。
（撮影日：2024年2月16日）

かんなみ桜 臨時駐車場

柿沢川堤から徒歩数分の場所に、2024年3月10日(日)まで臨時駐車場が設けられています。
ピンク色の看板とのぼり旗が目印です。

臨時駐車場内の建物で駐車料金をお支払い後に散策へお出かけください。

約2～3kmでお散歩にピッタリ

駐車料金を支払う際にもらった「かんなみの桜まつり」のマップ。

2024年2月17日(土)～3月10日(日)の期間中は、「かんなみの桜まつり」を開催しています。
マップにはモデルコースも書いてあるので、次の予定に合わせて桜を楽しむコースを選んでみては。

菜の花と河津桜の競演

臨時駐車場から柿沢川「松の木橋」までは徒歩5分。
ルートに沿って「かんなみの桜」ののぼり旗が立っているので、初めて訪れた人でも迷わず辿り着くことができます。

堤には、かんなみ桜だけでなく菜の花も。
桜のピンク色と菜の花の黄色、寒さの厳しい2月に春の訪れを感じられる景色が広がります。

桜並木は、榎橋から駒形橋まで約1km続きます。

1988年の台風で柿沢川が氾濫、二度と水害が起こらないようにと植樹された祈りの桜。
桜並木を歩く人はみんな笑顔で、その光景を見ていたスマコも幸せな気持ちになりました。

約3kmのコースを歩いてお腹が空いてきたし、ランチタイムにしましょう！

洋食、和食、スイーツまで！豊富なメニューが魅力

「かんなみの桜まつり」の会場から車で走ること約5分。
熱海函南線沿いにお店を構える「レストランKiya」が、本日2つ目の目的地です。

1980年の創業以来、お客様に満足してもらえるよう時代に合わせ創意工夫をしつつ、手作りにこだわっています。ハンバーグやフライなどの洋食に、とんかつや豚の生姜焼きなどの和食も楽しめます。さらには、プリンやパフェなどスイーツまで、豊富なメニューが魅力。観光客だけでなく、地域の人たちからも愛されるお店です。

スマコのお目当ては、函南町のご当地グルメ「函南カルボナーラ」。
函南町内で「函南カルボナーラ」を提供する飲食店の内の1軒です。

茶色を基調とした落ち着いた店内、食事とお喋りを楽しむご家族連れの他に、おひとりで利用されるお客様も多いのは居心地の良さが理由かもしれません。

入口に書いてあった日替わりランチも気になるけれど（笑）、それはまたのお楽しみ。
「おざくなーら（函南カルボナーラ）をお願いしまーす！」（スマコ）

「函南カルボナーラ」は、2019年3月に誕生した函南町のご当地グルメ。
温暖な気候と自然豊かな函南町の特産品を掛け合わせて函南町らしい料理をつくろう考えた時に、さて何の料理にしよう。そうだ！子どもも大人も大好きな「カルボナーラ」でご当地グルメをつくろうというプロジェクトが「おざくなーら」誕生のきっかけ。

おざくなーらの美味しい食べ方

「おざくなーら」は、つけ麺スタイルのカルボナーラ。
地元の「丹那牛乳」を使用した特製スープによく絡むように、麺は、もちもちとした食感、平たいのが特徴のフィットチーネです。

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おざくなーらの美味しい食べ方
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①温泉卵とパスタを絡める
②特製スープによく絡めて啜る
③おざくを頬張りながらパスタを絡めて食べる

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クリームと煮物？と思うかもしれませんが、クリームと醤油ベースの味付けの相性は抜群！
おざくの風味や歯ごたえが素材によって異なり、アクセントになっています。
一度食べるとやみつきになる美味しさです！

地元の丹那牛乳をたっぷり使用！
函南クラシックぷりん 400円(税込み440円）

「レストランKiya」と言えば、プリンも有名なんです！

140年以上の酪農の歴史を持つ函南町。
地元の「丹那牛乳」をたっぷり使い、蒸し焼きをした少し硬めの昔ながらのプリン「函南クラシックぷりん」を食後にいかが？2011年に誕生し、ふるさと納税の返礼品などで好評販売中です。

材料は卵と牛乳というシンプルな作り方で、口に含めばやさしい卵の風味が広がります。
山本さんが函南町の素材の魅力を引き出した自慢のプリン。
生クリームと牛乳を煮詰めた「ミルクジャム」と一緒に、そのおいしさをたっぷり味わってくださいね。

この他にも、伊豆半島の食材を使用した、自家製のソースをかけて食べる「伊豆ジオプリン」も販売。
≫生キャラメル
≫土肥天日塩の塩キャラメル

じつは、伊豆ジオプリンは、函南ブランド認定品でもあります。
スイーツは別腹！ぜひランチとスイーツ、両方味わってみてくださいね！

レストランKiya シェフ兼店長　山本 治さん

おざくなーらとプリンの生みの親である、シェフ兼店長の山本さんからメッセージをいただきました。

「お客様に愛され創業40年を越えました。両親が始めたお店に息子兄弟で、新たなエッセンスを加えてきました。お客様の口に広がる『小さなしあわせ』時間増やせるよう試行錯誤し精進して参ります。
クリームコロッケやプリンが皆様のお越しをお待ちしております、あっ、おざくなーら（函南カルボナーラ）もお忘れなく」

山本さんのすごいところは料理の腕前だけではないんです。
絶賛ダイエット中！なんと約2年で10㎏以上の減量に成功しました。

「とにかく続けることが大事で、それが大変なんです」と、山本さん。
ダイエット記録は、個人のSNSアカウントで発信中！
気になる方は覗いてみてくださいね。
▶X：@Kiya_yamamoto
▶Instagram：@Kiya.creamcorokke

プリンはテイクアウトOK！

自慢のプリンの味は気になるけれど、お腹いっぱい・・・。
そんな時は、テイクアウトしてご家庭でゆっくりプリンタイムをお楽しみください♪

山本さんは、世界中のプリン好きが集う「国際プリン協会」の認定試験に合格した「国際プリン協会認定プリンシパル」。プリンへの愛が深い山本さんが、料理監修するこだわりの逸品です。函南町のご当地グルメとご当地スイーツの両方をぜひ味わってください。

お腹に余裕のある方は、「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」にも立ち寄って、もうひとつのご当地スイーツ「あみにょん焼き」も召し上がれ♪

美しい自然と一緒においしいものもセットで楽しみたい、スマコのイチオシコースでした。

店舗情報 – レストランKiya

所在地：静岡県函南町大土肥211-6
TEL：055-978-0801
営業時間：（平日）11:00-14:30/16:30-20:00
　　　　　（土日祝）11:00-20:00
定休日：不定休（元旦・大晦日およびメンテナンス等によりお休みする場合があります。お店公式SNSでお知らせします）
駐車場：あり（20台）
ホームページ：https://www.kiya-creamcorokke.jp/
Instagram：@kiya_creamcorokke
facebook：https://www.facebook.com/profile.php?id=100054436271950
Youtube：@0801kiya

※2024年2月に取材しました