幸せスイーツ「あみにょん焼き」/道の駅 伊豆ゲートウェイ函南内「オラッチェソフトクリームスタンド」
2024.2.6
グルメ
日本一の富士山を眺めながら、休日を大きく楽しむ!
静岡県東部を中心とした新(深)情報サイト「ふじスマ+(プラス)」のライター、スマコです。
田方郡函南町に、多くの人の愛情を注がれて誕生した幸せスイーツがあるんです。
発売から1周年を迎えた「あみにょん焼き」
一度見たら忘れられないそのビジュアル。
/
見てほっこり、食べてにっこりな毎日でありますように。
\
を、ブランドコンセプトに約1年かけて開発、2022年12月に販売をスタートしました。
「帰省したから久しぶりに食べたいな」
そんな、地元に愛され、誰でも知っているお菓子を目指しています。
その名も「あみにょん焼き」。
今回は、その魅力を深掘りします!
函南町、伊豆の情報発信拠点「道の駅 ゲートウェイ函南」
2017年5月のオープン以来、函南町の観光拠点として、町内のみならず伊豆半島の情報発信を続ける、伊豆半島8番目の道の駅です。
伊豆半島の玄関口に位置する「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」の年間来場者数は160万人以上。
観光案内所、地元の特産品を販売する物産販売所、飲食店、コンビニエンスストアがあり、見どころ満載!観光案内所窓口では、コンシェルジュが行き先や希望を聞き、オススメのプランやスポットを紹介してくれます。そんな、お出かけをさらに楽しいものにしてくれる満足度の高い道の駅なんです。
ビッグサイズの牛さん&丹那牛乳が目印!
今回の目的地は、「オラッチェソフトクリームスタンド」。
存在感のある大きな牛さんとこれまた大きな丹那牛乳が目印です。
丹那牛乳のオリジナルグッズを販売中
ブランドイメージの「赤、白、青」でデザインした、タオルやマグカップ、トートバッグなど、静岡県のブランド牛乳「丹那牛乳」の生産地である函南町らしさ満点のお土産をゲットできちゃいます!
そして、売り場にもぜひ注目してください!
黒板があったり、校長室の看板があったりと、なんだか学校みたい。
じつは、本当に学校なんです!
廃校になった下田市の中学校で実際に使っていたものをディスプレイとして活用しています。
給食と言えば牛乳ですよね!丹那牛乳は、地元の給食でも親しまれています。
夢のような蛇口
ひと際目を引く、大きな丹那牛乳。オブジェではなく、蛇口を回すと「飲むヨーグルト」が出てくる、夢のような蛇口が付いているんです。
① 「オラッチェソフトクリームスタンド」で「蛇口ヨーグルト」を購入。コップを受け取ります。
② カウンターに置いてある消毒液で、手指消毒
③ 蛇口を回しましょう ※1杯のみ
子どもから大人まで、幅広い年齢の方が利用していました。
牛乳パックがそのまま大きくなったデザインは圧巻です!
体験しているところをお出かけの記念に撮影してみては。見た目もインパクトがあるので、SNSにも投稿したくなりますね!
微笑みかけるのは誰?
視線を感じたその先にあったのは、お目当ての「あみにょん焼き」。
「かんなみ仏の里美術館」に所蔵されている「阿弥陀如来坐像」をモチーフにしたお菓子です。
/
函南町の”食”と”文化財”を後世に継承したい!
\
●140年以上の酪農の歴史を持つ函南町の”食”=「丹那牛乳」
●地域の人たちの信仰と共に守られてきた”文化財”=「阿弥陀如来坐像」
●まちを元気に!「函南町」
この3つがタッグを組み誕生した、函南町の新たな名産品です。
かんなみ仏の里美術館
函南町桑原にある「長源寺」裏山の薬師堂に伝わった仏像群が展示されている「かんなみ仏の里美術館」。地元の人たちの心の拠り所であり、貴重な文化財を後世に継承するため、2012年4月にオープンしました。
≫ 国指定重要文化財の「阿弥陀如来及両脇侍像(略称・阿弥陀三尊像)」
≫ 静岡県指定有形文化財「薬師如来坐像」
≫「十二神将立像」など
全国的にも貴重な文化財を鑑賞、学ぶことのできる場です。
地元の人に愛されるお菓子になるように、
大事に育てていきたい。
多くの人たちの地元を愛する想いが注がれ、試行錯誤の末に「あみにょん焼き」が誕生しました。
企画段階からずっと商品開発に携わる、「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」田中三智子駅長と、「酪農王国オラッチェ」伊藤嘉一さんにお話を伺いました。
「開発に携わってくれた方々の”仏の里を守っていきたい”という想いを受け、ビジュアル・味・デザイン、リテイクを重ねました。うちの(かんなみ仏の里美術館)阿弥陀如来様はもっとイケメンなのでと、こんなふうに愛が詰まったお菓子なんです」(田中さん)
「函南町らしい形ってなんだろうって考えた時に、最初ウシを提案したんです。すぐに田中さんに却下されましたが(笑)誰でも知っている、そんな地元の人たちに愛されるお菓子になるように、あみにょん焼きを大事に育てていきたいと思っています。そして、あみにょん焼きをきっかけに美術館へ足を運んでもらえたら嬉しいです」(伊藤さん)
「見てほっこり、食べてにっこりな毎日でありますように。」のブランドコンセプトだけは絶対にブレないように意識しながらリテイクを重ねました。この姿勢は今後も変わることはないと言います。
発売開始から1年が過ぎた今、作ること、終わらせることは簡単だけれど、続けていくことの大切さ、大変さをひしひしと感じているそうです。
「お子さんや年配のご夫婦がベンチに腰掛けてあみにょん焼きを召し上がっている姿を見て、スタッフも癒されるんです」の言葉に、幸せスイーツだなと改めて思ったスマコなのでした。
あみにょん焼き(白バターあんこ味)
「あみにょん焼き」は、「あんこ味」と「白バターあんこ味」の2種類。販売は、土日祝日のみです。
しかも、108個限定販売なので、どうしても食べたい!という方は、オープン時間を狙うのが確実です。
108個…煩悩の数?設定が凝っていてすごい!と思いきや、そこは狙ったわけではなく偶然なのだとか。
阿弥陀如来様の清々しいお顔を見つめながら味わうと、心穏やかに過ごせる気がしますね。
「あみにょん焼き」のココに注目!
生地には水分の代わりに「バターミルク」をたっぷり練り込んでいるので、ミルキーでふんわりやわらかく、香りとコクも楽しむことができます。
バター製造において本来であれば捨ててしまう「バターミルク」を、資源として買い上げ、活用することで丹那の酪農の底上げに。つまり、「あみにょん焼き」を食べることが函南町の応援になるんです!
一番搾りの高級バター
「南箱根の厳選バター」のファンであるスマコのイチオシは「白バターあんこ味」!
一般的なバターを想像した時に、黄色いバターが頭に浮かぶのではないでしょうか。
しかし、「南箱根の厳選バター」は真っ白なんです!
その理由は、新鮮で良質な生乳から作られているから。
言ってみれば、一番搾りの高級バター!
だから、まろやかでクリーミー且つとても口当たりが軽くて食べやすいんです。
「あみにょん焼き」には、この「南箱根の厳選バター」がたっぷりサンドされているのでかなりお得!
注文が入ってから焼き上げてくれるので、「白バターあんこ味」は出来立てをすぐに召し上がってくださいね。バターの塩気とあんこの甘さが相まって、おいしい~!バターが溶けてしまうので、お持ち帰りは「あんこ味」をどうぞ。「白バターあんこ味」は、訪れた人だけが味わえるおいしさです。
2024年1月に「あみにょん あみだくじ」が登場!
2024年のお正月に初披露と、巨大なおみくじを見せていただきました。
その名も「あみにょん あみだくじ」!気になる~!
阿弥陀如来様に注目!
2024年元旦から1月3日まで、「オラッチェソフトクリームスタンド」隣に飾られた「あみにょん あみだくじ」。
2024年初あみにょん焼きを食べて(もちろん白バターあんこ味!)、今年の運試し!
よく見ると、阿弥陀如来様の螺髪(らほつ)が…!
あみだくじは、常設ではなくイベントの時などに登場します。その他にも可愛らしい仕掛けがあったので、ぜひ実物を見て確認してくださいね。
スマコのあみだくじの結果は…
『謙虚な心が新しい喜びを呼び込む』でした。
慎ましくたくましく、ふじスマプラスの取材を今年もがんばります!
お客さんを笑顔にする仕掛けが盛り沢山の「オラッチェソフトクリームスタンド」。
ついでではなく、目的地のひとつとして「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」へぜひお出かけしてみてください。
時々、期間限定で特別バージョンの「あみにょん焼き」を販売するので、SNSのチェックも忘れずに!
現在、お土産箱入り「あみにょん焼き」の販売に向け準備中!また、続報をお知らせしますね!
店舗情報 –
道の駅 伊豆ゲートウェイ函南内「オラッチェソフトクリームスタンド」
所在地:静岡県田方郡函南町塚本887-1
TEL:055-979-1112(管理事務所)
営業時間:(平日)10:00-17:00、(土日祝)9:00-18:00
※変動あり。「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」のHPでご確認ください。
定休日:年中無休
駐車場:道の駅 伊豆ゲートウェイ函南の駐車場
【伊豆ゲートウェイ函南SNS】
Instagram:https://www.instagram.com/izugateway/
X:https://twitter.com/izugateway
ホームページ:https://www.izugateway.com/
【酪農王国オラッチェSNS】
Instagram:https://www.instagram.com/oratche_/
オラッチェソフトクリームスタンドInstagram:https://www.instagram.com/oratche.i.g.w.k/
X:@oratche4192
ホームページ:https://oratche.com/
※2023年12月に取材しました